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zortrax M series ラフトがうまく出力されない/造形物がラフトからうまく剥がれない方へ

3Dプリンタが動く様子

※ほぼテキストのみの記事

情報としてはタイトルの通りです。

前置きとして、弊社はゾルトラックス社の代理店でも何でもないので、この記事は一般ユーザーの呟きとして、参考程度にご覧下さい。

ここで紹介されている方法を実行して機械が壊れたり怪我をしたとしても、当社は一切の責任を負いかねます。あくまでも実施は自己責任でお願いします。

結論から言うと、オートキャリブレーション(自動零点合わせ)を信用するな!という事になります。

私は会社でM200plusを使って遊んでいますが、使っているうちに現象として起こったのが、キャリブレーションをした直後でもラフト(いかだ)がうまく出力できない(ヒートベッド上の一部でラフトが殆ど形成されていない)、結果造形物の一部又は全体がヒートベッドから剥がれたり、モシャモシャのゴミと化していたり、ある方角が若干潰れたり、、、等のよくある造形ミスです。

中でもヤキモキしたのは、ラフトと造形物が強固に引っ付いてしまう現象です。

無理やり引き剥がすと、造形物側の表層が剥がれてしまったり、強い力を掛けたせいで破損してしまったりしました。

今回は、これを直す(というより調整する)方法をお伝えします。

原因は恐らく、この問題が発生する以前に起きた何かしらの造形ミスによって、ヒートベッド上の、機械が出力したつもりのない座標にモノ(大抵はフィラメント由来のエラー樹脂)が有ったせいで、ヒートベッドの基部が歪んだ事に依ると思います。

新品であっても、作業者側から見てヒートベッドの手前側を手で押すと、数ミリ下がります(機械が傷むのでやらない方が良いです)。機械的にその程度の剛性しか持ち合わせていないので、ダマ状になったエラー樹脂がノズルとベッドの間に挟まれば、歪む事は容易に想像できます。

そして、ここからが重要です。

私はオートキャリブレーションに依って、ベッド基部の歪みもクリア出来ると考えておりましたが、どうやらそうでもないみたいです。

これに気付かず出力を続けた結果、Z-ASA Pro等の一部のフィラメントは、造形物とラフトが強固にくっついてしまうから気安く使えないな。と勘違いしていました。

そろそろ長い前置きを終えて本題に入りましょう。

もし同様の課題で悩んでいる方がいらっしゃったら、ワンステップで解決します。

その方法とは、ラフトの一層目で、手動でキャリブレーションする。という方法です。

これはもはや常識なのかもしれませんが、私は代理店に問い合わせても満足な回答が得られず半年我慢してしまった(その間に機械はさらに傷んだと思う)ので、どこかの誰かの役に立てば嬉しいです。

私の機械の場合、作業者側から見てベッドの奥側のラフトの形成に難が有りました。

私は阿呆なのでベッド奥側では給材チューブが思い切り曲がる為、チューブとフィラメントの摩擦力が大きくなって(詰まる感じ)ノズルからフィラメントが出てこないのかな?と思っておりました。これは違います。(本当はノズルとベッドが接触してしまっているせいで、ノズルがベッドで塞がれた状態になり、フィラメントが出てこられないのです)

ベッドは基部から突き出た調整ねじ3本で水平を調整(キャリブレーション)しますが、手元の機械だと、調整ねじを締めこむ方向(右回し)に回すと、ベッドが下がる方向に動きます。

要は、(既にオートキャリブレーションが済んだ状態で)なるべくベッドの広い範囲をラフトが覆うような平べったい(又は大きな)造形物を出力します。

すると一層目(当記事のアイキャッチ画像参照)でうまく出力できない範囲に方角が有る筈(例えばベッド奥側)なので、出力されていない方角の調整ねじを少しずつ締めて、ベッドを下げます。

すると今までうまく1層目が出力されていなかった範囲にも、出力されるようになっていくと思います。

この時重要なのは、ベッドを横側から見て、ラフトがベッドに程よく食い込む良い高さに調整する事です。

ノズルがベッドに接触していると樹脂がノズルから出てこないですが、ノズルとベッドが離れすぎるとラフトがベッドに食い込まずに乗っただけのような状態になり、ラフトの意味を成さない為、よくありません。

私がM200+を買った、ゾルトラックスの正規代理店の方の話では、「0.4mm程度の高低差ならラフトで吸収できる」とのことでしたので、この、一層目で行う手動キャリブレーションの精度も、0.4mm程度で良いと思います。

結果として、1層目で描かれる太い線と直交する、二層目の細い線が正常に出力されれば問題無いです。

出力時に、ゴトゴトと嫌な音が大きく出なければ、機械に与える悪影響も問題にならないレベルだと思います。

どうなっても私は責任を取れません(これ言わないと本当に後が怖い世の中になりました)が、火傷や手挟みには十分注意して下さいね。

以上です。

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